漫画『僕のヒーローアカデミア』最終回ってひどいの？ヒロアカファンが詳しく解説

アニメ『僕のヒーローアカデミア』のFINAL SEASONが、絶賛放送中ですね！

2025年12月13日(土)夕方5：30放送でアニメの最終回を迎えます。

最終回の放送が楽しみの反面、『僕のヒーローアカデミア』が本当に終わってしまう、という悲しい気持ちも、、、。ヒロアカロスになりそうです。

あまりにも悲しくて、アニメの最終回について調べていると、「ヒロアカ　最終回　ひどい」というキーワードが目に飛び込んできて本当に驚きました！

長年愛されてきた作品だからこそ、その最終回に対するさまざまな意見があるのは気になるところですが、「ひどい」という評価は正直悲しい気持ちになりました。

なので今回なぜ「ひどい」という評価なのか徹底的に調べることにしました。

調べていくと、ファンだからこそ「最終回　ひどい」という評価になった愛ゆえの理由がありました。

この記事では、なぜ「最終回ひどい」という評価になったのか、徹底解説していきます。

※こちらの記事には物語の内容に触れる部分(ネタバレ)が含まれる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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『僕のヒーローアカデミア』最終回はなぜひどい？最終回のその後

『僕のヒーローアカデミア』の最終回を検索すると「最終回　ひどい」という検索ワードが上位に上がってきます。

調べてみると以下の理由が意見として多く上がっていたので詳しく紹介していきます。

1つずつ掘り下げていきますね。

お茶子の恋心のゆくえ

恋愛要素は少ない『僕のヒーローアカデミア』ですが、お茶子がデクのことが「好き」というのは本編でもしっかりと、描かれていました。

お茶子自身、その気持ちはしまっておくと決めたシーンは13巻No.109「救助演習」の時。

仮免試験の場面ですが、「お茶子がデクのことを好きになったきっかけ」が描かれています。

あんな風に頑張らなきゃって思うから　しまっておこう　ー麗日お茶子

このとき、走っていったデクの背中をお茶子が見ながら言う心のセリフ。このページには恋する普通の女の子の顔から、覚悟を決めた「ヒーロー」の顔になってるんですよ！！！

またトガヒミコと交戦してる時も『しまっておく』と言ってるんですよね。30巻No.289『アケスケちゃんとしまっとくちゃん』収録されてますよ！

しかし、最終回までその気持ちをデクに直接伝える事はなかったです。

ただ、最終回の見開きはお茶子ちゃんの目線は、デクに向けられいるんですよね。気付いた時は胸キュンしました。

出会ったときからずっと、デクにとっての「ヒーロー」だったお茶子。デクとお茶子がその後がどうなったのか、知りたかったファンも多かったはずです。

「最終回ひどい」と思う気持ちは、最終回がひどい内容だった、という意味ではなく「お茶子の恋心のゆくえが見たかった」という気持ちからきていたんですね。

8年後に舞台が飛んだ

最終回1話前ではデクたちが学生のままで話が終わっていたのに、最終回では突然、8年後からスタートしています。

デクたちがその後の高校生活をどのように過ごしたか、その後どのようにヒーローになっていたのかの場面が完全に省かれていました。

大戦の後やデクたちの、その後が描かれていなかったことが残念な気持ちにつながり「最終回　ひどい」という感想になったようです。

「もっとデクたちの高校生の姿を見たかった」という気持ちもあるので、「ひどい」という意見に対しては、少し賛成なんですよね～。

デクがヒーローをしていない

8年後デクは母校の雄英で教師をしています。ただもう残念ながらヒーローはしていない様子。

ただ最終話後半に驚きの展開がありました。

なんとオールマイトからのサプライズで、爆豪くんを中心にA組が共同出資した「アーマースーツ」をプレゼントされるんです！

デク達のヒーロー活動がみれる？とワクワクしたのもつかの間、次ページでアーマースーツを身にまとったデクとA組のみんながいる場面で（完）の文字が！

アーマースーツをもらったのだから、ファンとしてはデクのヒーロー活動を見たかった。

その活動が描かれていないことが「最終回ひどかった」という評価になったという印象を受けました。

完結はほんとに嬉しいけれど、もっとデクのヒーローの活躍を見たかったというファンが多いからこその「ひどい」だったんですね。

ファンとしては教師のデクもいいけれど”ヒーロー”としての活躍も見たかったですよね。

堀越先生曰く、実質的な最終回はNo.429、No.430はカーテンコール。ゲームでいうとボーナスステージのようなつもりで描いたそうです。

ただジャンプ本誌の最終回は430話ですが、なんと最終回のその後、No.431『more』単行本42巻に収録されています。しかもP38ページという大ボリュームなんです！

この42巻、ファンならでは絶対に見逃せない内容になっています。

単行本42巻では「最終回　ひどい」に繋がったモヤモヤの気持ちが全て解消されます！

お茶子の恋心の行方や、デクのヒーロー活動を含めたA組。更にはB組やビッグ3の活躍の様子も見ることができます。

大戦を経て、志村転弧や渡我被身子の想いをしっかりデクやお茶子が繋いでるのが伝わってきて、本当に泣けてきます。

ぜひとも、最終回のその後、単行本42巻に収録されているNo.431『more』を読んでほしいです。

『僕のヒーローアカデミア』はここが面白い！人におすすめしたくなる5つのポイント

ここでは『僕のヒーローアカデミア』を人におすすめしたくなる、5つのポイントを紹介します。

1つずつ詳しく紹介していきます。

主人公が”無個性”というスタート

人口の8割が何らかの個性を持ってるヒーロー社会。その中でデクは個性も、能力も持っていないんです。

ある日、中学生のデクが事件に巻き込まれます。デクの行動を見て、オールマイトはデクの中に”ヒーローとしての資質”を見出します。

小心者で”無個性”の君だったから!!!私は動かされたーオールマイト

血の滲むような努力の末「ワン・フォー・オール」をオールマイトから譲渡してもらいます。全くのゼロからのスタート。

むしろ個性がないのだから、マイナスからのスタートなんです。それでもみんなに追いつこうと必死にもがく姿に、自然と応援したくなります。

そして自分自身も「頑張ろう」と勇気付けられます！

脇役が魅力的

『僕のヒーローアカデミア』にはキャラクターがたくさん出てきます。

デクの在籍しているヒーロー科A組のクラスだけでも20人。その他には普通科、サポート科、経営科があり、それぞれのクラスからのキャラクターも登場します。

それに加えて、分かってるだけでもプロヒーローは50人以上！登場人物の多さはジャンプ1でしょう。

例えばB組の物間寧人くん。

物間くんの個性は”コピー”。昔から物間くんは『その”個性”じゃスーパーヒーローになれない、脇役の”個性”だ』とよく言われていたそうです。

爆豪くんの「爆破」のような、ヒーロー向きの派手な個性が評価されるのが現実。

時にはヒーローっぽくない立ち回りをしながらも、自分にできることを実践してヒーローになるために努力してるんですよね。

大戦前に、ブラドキング先生から『脇役なんていない、これまでもこれからも』とはっきりと言葉をかけてもらいます。（35巻No.344「主役」にて）

このときの言葉をかけてもらった物間くんが、いつもの勝ち誇った顔じゃなく下をむいて噛み締めてるんですよね。

その言葉をもらえたことが、物間くんにどれほど嬉しかったのかすごく伝わってくるシーン。この瞬間、『物間寧人』というキャラクターの魅力的をあらためて実感しました。

そして次は普通科の心操人使くん。

雄英高校普通科出身。”洗脳”の個性は犯罪者、敵向きと中学生のクラスメイトから何度も言われてきました。

雄英高校はヒーロー科も受験したけれど、洗脳の個性では実技試験は合格できず、残念ながら不合格に。

雄英体育祭では”洗脳”の個性で騎馬戦を勝ち抜きます。最終種目の一対一の対戦相手がデクで、洗脳の個性を使います。

こんな”個性”でも夢見ちゃうんだよ　さァ負けてくれー心操人使

4巻に収録されている『No.33心操くんの事情』で読めます！

それでも諦めない彼はヒーローと秘密の特訓をしていて、ヒーローになるためにひたむきに努力する姿は勇気もらえます。

映画からの逆輸入キャラクター

実は『僕のヒーローアカデミア』は公開した映画のキャラクターがその後本編に登場します！

今まで読んだ漫画の中で、映画のキャラクターがその後、本編に登場するのは初めての体験でした。

「このキャラはあの映画のキャラクター！！」と感動したのを覚えています。

世界観を統一してくれる堀越先生の技量の高さに感服しました！

映画を見ていなくても『僕のヒーローアカデミア』は楽しめますが、映画を見ている人は「この映画のキャラがここに出てきてる！」という嬉しい発見があります。

アニメ化のときは省かれているかなっと思っていたのですが、再登場して嬉しくなった人も多いはずです。

裏表紙の次回予告が面白い

裏表紙のめくった先に載っている次回予告がとにかく面白いんです。

基本的に背表紙に登場しているキャラクターが、次回予告を担当する仕掛け。堀越先生の遊び心がとても伝わってきますよね！

細部まで手が込んでいて、本編を読み終わっても楽しめるのが嬉しいポイントです。

堀越先生の細部までの気配りには、感謝しかないです。

力強く心に刺さる名言

『僕のヒーローアカデミア』には力強い名言がたくさんあります。

たとえば第一話でオールマイトがデクに伝えた言葉です。

「君はヒーローなれる」ーオールマイト

ずっとヒーローは諦めた方がいいと言われてきたデク。今まで誰も「ヒーローになれる」と言ってくれなかった。だけど憧れのヒーローからなれると言葉をかけてもらった感動のシーンです。

続いては、5巻『No.39轟焦凍：オリジン』

デクが轟くんに言った言葉です。

「君の！力じゃないか！！」ー緑谷出久

個性婚の末に生まれた少年、轟くん。この言葉のおかげでNo.2ヒーローの息子ではなく”轟焦凍”って自覚した瞬間だと思います。

左側は憎い父親の象徴だけど、それは父親の力ではなく轟くんの自身の力。

自分の力なんだよ、いいんだよってって認めてくれる力強い言葉だなって感じます。

初めての戦闘訓練でずっと下に見ていたデクに負けてしまう爆豪くん。授業の後、自分の弱さを認めてデクに言い放った言葉です。

「俺はここで一番になってやる!!!」ー爆豪勝己

（2巻No.11『スタートライン、爆豪の。』より）

自尊心が人一倍大きいけど、それだけ目標にしているヒーロー像が高い証拠。自分の弱さを正直に認められるのはかっこいいです。

最後はこちら『僕のヒーローアカデミア』でよく登場する言葉。

Plus　Ultra（プルス・ウルトラ）ーオールマイト

「さらに向こうへ」という意味の雄英高校の校訓。

挫けそうになる時思い出して、あともう人踏ん張りできる言葉です。

これらの言葉は、コミックの中の言葉ですが実際の「現実」でも活用できるものばかりです。

『僕のヒーローアカデミア』力強い言葉もあれば、そっと寄り添うような優しい言葉もあって、その一つひとつが心に刺さるんです。

そして何より、そのキャラが言うからこそ響くセリフや、同じ言葉でも敵が言うだけでまったく意味が変わるような場面があって、堀越先生が細かいところまで丁寧に作り込んでいるのが伝わります！！

絵が上手なのはもちろんなんですけど、“絵だけじゃなく、言葉でも魅せている”ところが我々が『僕のヒーローアカデミア』を好きでたまらない理由の一つなんですよね。

読めば読むほど、ハマる！『僕のヒーローアカデミア』の魅力の一つだと思います。

『僕のヒーローアカデミア』とは？あらすじと基本情報

コミックスのシリーズ全世界トータル発行部数、一億部を突破した大人気漫画です。2024年8月ジャンプ本誌36・37号にて約10年の連載に幕を閉じた『僕のヒーローアカデミア』。

最終巻は2024年12月4日に発売されています。

人口の8割が何らかの“個性“を持って生まれてくる超人社会。そしてその個性を悪用し”敵”(ヴィラン）と呼ばれる悪党の犯罪が急増。

悪意の防衛に伴いヒーローという職業が登場し、ヒーローは人々の憧れの存在に！

この物語の主人公は“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質をNo.1ヒーロー・オールマイト見出される。

オールマイトから“個性”ワン・フォー・オール(OFA)を受け継ぐ。ヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学しクラスメイトたちと共に、デクたちが最高のヒーローになるまでの物語です。

『僕のヒーローアカデミア』紙の本と電子書籍、どっちがおすすめ？

『僕のヒーローアカデミア』を読む方法は大きく分けて2つあります。

下記に電子版・紙版のメリットとデメリットをまとめました。

項目	電子版	紙（単行本）
メリット	通常より安く全巻が買える 作者様に還元できる 場所を取らない 何年経っても高画質で読める	所有感がある 中古だと安い 背表紙が見られる
デメリット	所有感が薄い 読まなくなったときフリマアプリなどで売れない	場所を取る 中古だと作者様に還元されない 時間が経つと劣化する

それぞれの特徴について解説いたします。

電子書籍で読む

電子書籍で読む良さ

『僕のヒーローアカデミア』は複数の主要電子書籍ストアで配信されており、スマホやタブレットで手軽に読むことができます。

特におすすめなのは以下のサービスです：

購入後はいつでも何度でも読み返せるので「まず試してみたい」という方には電子版がおすすめです。

数ある電子書籍サービスのなかでもヘビロテで利用しているのが、ebookjapanです。

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さらに外してはいけないのは「U-NEXT」の存在です。

U-NEXTは動画配信だけではなく、同一プラットフォームで漫画・ライトノベル・雑誌も読めてしまいます。

もちろん、『僕のヒーローアカデミア』アニメ版・劇場版どちらも配信されています。

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紙コミックで読む

紙コミックで読む良さ

紙の書籍でじっくり読みたい方には、コミックス版がおすすめです。入手しやすい主な形態は以下の通り：

在庫状況によっては注文が必要な場合もあるため、オンライン注文が確実です。

ですが、新品が入手できづらくなっているため、中古での購入になります。

しかし、読み終えた後に本棚に残しておきたい一冊として所有できるので、紙の本はコレクションに向いているでしょう。

『僕のヒーローアカデミア』を違法な海賊版サイトで読むのは絶対ダメ！

インターネット上には『僕のヒーローアカデミア』を違法にアップロードしている海賊版サイトが存在します。しかし、これらのサイトを利用するのは著作権法違反となり、利用者も罰せられる可能性があります。

さらに、違法サイトはウイルス感染やフィッシング詐欺など、セキュリティ面でも非常に危険です。スマホやパソコンが壊れたり、個人情報が流出するリスクもあります。

『僕のヒーローアカデミア』を安心して楽しむなら、必ず正規の電子書籍ストアを利用しましょう。

『僕のヒーローアカデミア』の電子書籍をお得に購入できるおすすめストア

『僕のヒーローアカデミア』の電子書籍版を購入するなら、還元率が高いストアで購入するのがおすすめです。

なぜなら、還元が高いサイトを利用するとポイントで返ってくるため損しないからです。

1つずつ紹介します。

ebookjapan

ebookjapanは、漫画に特化した電子書籍サービスです。PayPay還元があるため、ソフトバンクやワイモバイルユーザーには特にお得です。

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まとめ｜『僕のヒーローアカデミア』はみんなが最高のヒーローを目指す物語

『僕のヒーローアカデミア』は無個性の少年デクと仲間が最高のヒーローを目指すまでを描いた大人気作品です。

多彩なキャラクターそれぞれに物語があり、名言の数々や凝った次回予告など細部まで楽しめる工夫が満載。

最終回は賛否の声もありますが、読むほどに作品の世界観の奥深さと堀越先生の熱量が伝わってくる愛され続ける漫画です。