
『こどものおもちゃ』って読んでみたいけど、怖いって聞いて読むべきか悩んでいるんだよね。。



『こどものおもちゃ』は、ストレートに社会問題を描いているからリアルで重く感じる人がいるかも。でも、これだけは言えます。少女漫画で1番の面白さだと!!
小学生のころ、私は毎月「りぼん」を買うのを楽しみにしていました。その中でも『こどものおもちゃ』の大ファン。応募者全員プレゼントでは必ずこどものおもちゃのグッズを選ぶほど大好きでした。
当時はただただ笑って楽しんでいたはずなのに、ある時ふと出てきたシリアスなシーンに心をわしづかみにされ、「怖い!」と感じた記憶が今も残っています。
大人になった今読み返すと、あのリアルで重いテーマが「怖さ」が胸に刺さるのです。
この記事では、『こどものおもちゃ』という作品の魅力と怖いと言われる理由を徹底解説します。
- 『こどものおもちゃ』の魅力とあらすじ
- 『こどものおもちゃ』が怖いと言われる7つの理由
- アニメ版と原作の違い
- 『こどものおもちゃ』をお得に購入する方法
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『こどものおもちゃ』との出会いと魅力


『こどものおもちゃ』は1990年代の少女漫画誌「りぼん」で連載され、作者は小花美穂先生。アニメ化もされ、当時の小中学生に絶大な人気を誇りました。
主人公の倉田紗南は明るくて天真爛漫、芸能界でも活躍するスーパー小学生。周りを巻き込むハチャメチャなギャグやテンポの良さは、当時の私にとって日常の中の癒しそのものでした。
リスを頭で飼っているお母さんがいたり、ヒモのマネージャーがいたりで、ありえない世界。雑誌を開いた瞬間から、現実を忘れて物語の世界に没頭できました。
ところが、読み進めるうちにただの恋愛コメディー漫画ではないことに気づきます。笑っていたはずのページのすぐ隣に、心が凍りつくようなシーンが描かれている。
そのギャップこそが『こどものおもちゃ』の真骨頂だったのです。
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『こどものおもちゃ』のあらすじ


主人公・倉田紗南(くらた さな)は小学6年生の女の子。幼い頃に劇団こまわりへ入団したことをきっかけに、映画やドラマ、バラエティ番組などで活躍する人気子役に。
青木賞を受賞した経験を持つ作家である母親・実紗子と、マネージャーを務める玲くんとともに豪華な自宅で暮らしている。
忙しいながらも充実した日々を送る紗南だが、唯一の悩みの種がクラスメイトの羽山秋人の存在。羽山は男子を率いて授業を妨害し、学校を荒らしまわる“問題児”だったのです。
ぶっ飛んだコミカルなシーンが多い『こどものおもちゃ』ですが、学級崩壊や家庭崩壊、いじめ、さらには心の病気など、重いテーマも描かれています。
子どもの純粋な感情と現実社会の問題を並行して描くことで、子どもには共感を、大人にはグサグサ刺さる作品なのです。
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『こどものおもちゃ』が「怖い」と言われる7つの理由


そんな楽しい漫画だと思っていた『こどちゃ』ですが、読み進めるうちに「怖い」と感じる展開も多いです。
子どもの私にとって、そのギャップは強烈で、ときにページを閉じたくなるほど。ここからは特にトラウマになった要素を振り返ります。
- 学級崩壊
- 羽山秋人の家庭問題
- 女子全員から無視されるいじめ
- 倉田紗南の母親の過去
- 殺人未遂事件
- 倉田紗南の人形病
- 怖いシーンが心に残る理由
学級崩壊
物語の冒頭、紗南が通うクラスは完全に荒れ果てていました。
担任の先生は気が弱く、生徒をうまくまとめられないため、男子たちはやりたい放題。水鉄砲にインクを入れて先生に浴びせるなど、学級崩壊そのものの状態だったのです。
その中心にいたのが羽山秋人。クラスの男子から「羽山さん」と呼ばれて一目置かれおり、後方にふんぞり返っている姿はまさにボスそのものでした。
そんな状況に耐えきれなくなった紗南は、羽山に向かって正面から啖呵を切ります。
女子たちもそれに便乗して男子へ反撃を始めますが、言葉がきつかった子が逆に男子から標的にされるのです。



文章だけ読むとシリアス展開ですが、紗南ちゃんの天真爛漫な明るさでコミカルになり重々しくなっていないのがこの漫画のすごいところ!
羽山秋人の家庭問題
羽山は母親を知りません。その理由は、彼を産んだことがきっかけで母が体を壊し、命を落としてしまったからだとされています。
そのせいで姉からは常に「お前が母さんを殺した」「悪魔だ」と責められ、家の中に自分の居場所を見いだせません。
さらに父親も仕事に追われるばかりで、家庭の問題を顧みることはなく、姉と弟の関係が壊れていくのを止めようともしませんでした。
羽山が夜な夜な家を飛び出しても、父はただ黙って見送るだけ――彼は家族の中で孤立し、心の逃げ場を失っていたのです。



羽山が荒れていたのはただの悪ではなく、心の叫びだったんだよね。
紗南ちゃんが羽山にしてあげた「お母さんごっこ」で伝えたセリフが印象的。大人になって読むと泣けるんです。
女子全員から無視されるいじめ
紗南ちゃんと 口きーた人は 仲間ハズレだよ
友だちだったのに、いきなり仲間外れにされる怖さは、計り知れません。
芸能活動で多忙な紗南は、友達から誕生日会に誘われても参加できなくなってしまいます。
そのことがきっかけで女の子同士の関係はぎくしゃくし始め、やがてはクラスの女子全員から無視されるという辛い状況に追い込まれてしまいました。



これを面白がった男子たちも面白がるんだけど、羽山が紗南ちゃんを思ってキレるんです。もうこの場面から羽山のこと大好きです。
倉田紗南の母親の過去
紗南の母の過去も忘れられません。
紗南ちゃんには2人の母親の存在があります。「生みの母・佳子」と「育ての母・実紗子」です。
紗南の実の母親は、わずか14歳という若さで彼女を出産しました。しかし育てる力も環境も整っておらず、生まれて間もない紗南を公園のベンチに置き去りにしてしまいます。
その赤ん坊を見つけたのが、現在の育ての母・実紗子(みさこ)でした。
彼女は若くして結婚したものの、子どもが授かりにくい体質であることを理由に離婚。その直後に紗南と出会い、自分の子どもとして育てることを決意します。
以来、紗南は実紗子の娘として大切に育てられてきました。



「育ての母・実紗子」は小説家で、家の中をゴーカートで爆走したり、頭の上にリスのまろちゃんが飼えるようカラカラを乗せていたり、それはもう1番ぶっ飛んでいるキャラなのです。



シリアスとギャグの融合が見事すぎて、心が沈んだままで終わらないので安心して読んでね!
殺人未遂事件
羽山と小森という内気なクラスメイトとのエピソード。
小森は「ある出来事」をきっかけに羽山の利き腕をナイフで刺してしまいます。この行為は当然「殺人未遂」として扱われるほどの事件でした。
しかし、このエピソードの核心は刺傷そのものではなく、その背後にある小森の苦しみです。彼は「教育ママ」という一言では表現しきれないほど過剰な期待と圧力を母親から受け続け、心を押し潰されていたのです。
過剰な「教育ママ」は子どもの感情を殺してしまうだと、恐怖でした。



羽山が「とにかくそいつが今俺が必要みてぇだから行ってくる」と小森と会い、対話するシーンは羽山の成長が感じられます。
倉田紗南の人形病
さらに強烈に印象に残っているのが、紗南が発症する「人形病」と呼ばれるエピソードです。
紗南ちゃんは、楽しいことや面白いこと、怒りや悲しみといった感情を抱いても、表情にまったく出なくなってしまうんです。
しかし、紗南本人は「いつものように笑えている」と思っている姿が、子ども心に怖くてたまりませんでした。
かつて誰よりも明るく元気いっぱいだった紗南が、感情を封じ込めたように無機質な顔つきになってしまう姿は、私たち読者にとっても胸が締め付けられるほど辛いものでした。
まるで心の奥底の不安や葛藤が形になったかのようで、彼女の不安定さにこちらまで焦燥感を覚えてしまいます。



この発症の原因は、実は羽山との関わり。そして同時に、紗南を救い出すための手がかりを握っているのも羽山自身なんです。
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アニメ版と漫画版の違い


アニメ版『こどものおもちゃ』は、ギャグ要素が強めで全体的に明るい雰囲気でした。
基本は原作エピソード中心で物語は進みますが、アニメオリジナルエピソードも複数追加されています。
区分 | 漫画版 | アニメ版 |
---|---|---|
小学生編 (前半はほぼ同じ) | ・紗南の家は破産しない ・紗南の父親は「亡くなった」とされ登場しない | ・紗南の家が破産する話がある ・後半で紗南の父親が実際に登場 ・原作にない単発回が複数追加 |
中学生編 (前半はほぼ同じ) | ・紗南と直澄は交際しない ・羽山が入院する ・風花と高石は「たまに電話する仲」にとどまる ・紗南が「人形病」を発症する ・紗南と羽山の恋が深まり物語の核心へ | ・紗南がニューヨークへ行くオリジナル展開 ・紗南と直澄が一時的に交際 ・入院するのは風花に変更 ・風花と高石は復縁している ・「人形病」の話は存在しない |



原作とかなり違う展開なので、漫画を読むのがおすすめ。
その後、原作との違いを知った上でアニメ版を見ると、より楽しめるでしょう。
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『こどものおもちゃ』をお得に購入する方法


『こどものおもちゃ』を読む方法は大きく分けて2つあります。
- 電子書籍で読む
- 紙コミックで読む
下記に電子版・紙版のメリットとデメリットをまとめました。
項目 | 電子版 | 紙(単行本) | |
---|---|---|---|
メリット | 通常より安く全巻が買える 作者様に還元できる 場所を取らない 何年経っても高画質で読める | 所有感がある 中古だと安い 背表紙が見られる | |
デメリット | 所有感が薄い 読まなくなったときフリマアプリなどで売れない | 場所を取る 中古だと作者様に還元されない 時間が経つと劣化する |
それぞれの特徴について解説いたします。



電子書籍と紙の本、それぞれの選択肢がありますので、あなたのライフスタイルに合った方法を選んでみてください。
電子書籍で読む
電子書籍で読む良さ
- 今すぐスマホやタブレットで読み始められる
- 全巻まとめ買いで割引キャンペーンをしていることも多い
- 持ち運び不要で、いつでもどこでも読める
『こどものおもちゃ』は複数の主要電子書籍ストアで配信されており、スマホやタブレットで手軽に読むことができます。
特におすすめなのは以下のサービスです:
- ebookjapan:試し読みが充実しており、セールや割引クーポンの対象になることも多い。
- Amazon Kindle:文庫版やベストセレクション収録版を配信。プライム会員で読み放題になる場合もあり。
- 楽天Kobo:楽天ポイントが貯まる。
- ブックライブ、honto、BOOK☆WALKERなどでも取り扱いがあり。
購入後はいつでも何度でも読み返せるので「まず試してみたい」という方には電子版がおすすめです。



電子版なら紙の漫画のように劣化することがないので、何年経っても高画質で漫画が読めるので最高です。
数ある電子書籍サービスのなかでもヘビロテで利用しているのが、ebookjapanです。
ebookjapanなら、
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- 2回目以降もまとめ買いにお得なクーポンが多い。
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紙コミックで読む
紙コミックで読む良さ
- 本棚に並べたときの迫力は格別
- 表紙イラストや背表紙デザインはコレクション価値大
- 読み返すたびに「本をめくる感覚」が楽しめる
紙の書籍でじっくり読みたい方には、コミックス版がおすすめです。入手しやすい主な形態は以下の通り:
在庫状況によっては注文が必要な場合もあるため、オンライン注文が確実です。
ですが、新品が入手できづらくなっているため、中古での購入になります。
しかし、読み終えた後に本棚に残しておきたい一冊として所有できるので、紙の本はコレクションに向いているでしょう。



どちらを選んでも後悔はありません。むしろ「なぜ今まで読んでこなかったのか」と思うはずです。
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まとめ|『こどものおもちゃ』は怖いけど大好きな名作


『こどものおもちゃ』は、ギャグとシリアスの両面を持ち、時には「怖い」と言われるほどリアルなテーマを扱った名作です。
子どものころに抱いたトラウマは、今振り返れば作品の深みを証明する証拠。
「怖い」と感じた人も、それを超えて「大好き」と言える人も、すべて含めてこの漫画が多くの読者に愛され続けている理由でしょう。



怖くても、それを越えた先にある友情や愛情、そして希望がある。だから私は今でも『こどちゃ』が大好きです。
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